大人アスペルガーの診断方法

大人になってアスペルガー症候群だと気づいたら……。診断方法や向き合い方などをまとめていきます。

アスペルガー症候群の対応方法。子供に特徴が見られた場合は

アスペルガー症候群発達障害である

自閉症スペクトラムの中のひとつです。

 

アスペルガー症候群は主に

・コミュニケーションの障害

・想像力の障害

・興味の障害

を持つと言われています。

 

このアスペルガー症候群の特徴が子供に見られた場合は

どのように対応していけば良いのでしょうか。

 

特徴と対応方法を合わせてご紹介します。

 

子供のアスペルガー症候群の特徴と対応方法

 

子供のアスペルガー症候群の特徴

子供のアスペルガー症候群の特徴は、

次の内容が挙げられます。

 

【赤ちゃん期】

・抱っこしても目が合わない

・ひとりで長時間静かにしている

・長時間ひとりで遊ぶことができる

・親や他人に笑いかけることが少ない

・喜怒哀楽の感情表現が少ない

 

【幼児期】

・人と接しているときに感情が伴っていない

・予測のできない突発的な行動が多い

・自分から人に話しかけることが少ない

・コミュニケーションを取る力が低い

・会話に違和感を感じられる

・言葉が直接的で曖昧な表現をしない

 

子供のアスペルガー症候群の対応方法

子供がアスペルガー症候群だった場合、

育児において激しい育てにくさを感じたり、

子供が社会に出て苦しむことになってしまいます。

 

子供のアスペルガー症候群を改善するためには、

次の対応方法を取り入れると良いと言われています。

 

1. 指示は1つずつ丁寧に伝える

 

子供に何かして欲しいことがある場合、

複数の指示を同時に伝えてはいけません。

 

手を洗って服を着替えて欲しいときは、

・手を洗って

・上着を脱いで

・ズボンを脱いで

・Tシャツを着て

・ズボンをはいて

などひとつひとつ丁寧に伝えることで対応できます。

 

2. 視覚的に伝える

 

アスペルガー症候群は視覚的に優れている人と

非視覚的な人がいます。

 

口で伝えても理解が難しい子供は、

視覚を利用し見ましょう。

 

イラストにする、文字で紙に書くなど

目で確認することで理解できる場合があります。

 

3. できないことは言わない

 

障害があっても努力をするとできるようになるはずだと

思ってしまう親は多いようです。

 

ただ、障害のためにできないことは必ず生じます。

 

もしできないことがある場合は

無理に努力させようとせずに、

はじめから言わないということを

意識してみてください。

 

できないことを否定してしまった場合、

アスペルガー症候群の子どもは

とてもネガティブな感情を抱き

自分に自信がなくなってしまいます。

 

 

子供にアスペルガー症候群が見られたときは

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子供がアスペルガー症候群の場合は、

子供がスムーズに行動できるように

対応策を取り入れていくことが大切です。

 

アスペルガー症候群の特徴を理解して

対応方法を実践することで、

子供の育てにくさを解消できます。

 

アスペルガー症候群は先天性の

脳の機能障害が原因と言われています。

 

家庭環境や子供の性格によって

引き起っているわけではありません。

 

大人が症状を理解することで

子供は生活しやすくなるので、

ぜひ日常に対応方法を取り入れてみてください。