大人アスペルガーの診断方法

大人になってアスペルガー症候群だと気づいたら……。診断方法や向き合い方などをまとめていきます。

アスペルガー症候群で使用される薬の種類とは?

・子供のころから アスペルガー症候群を抱えている

・大人になってアスペルガー症候群が発覚した

 

このような発達障害の悩みを

持っている人は少なくありません。

 

アスペルガー症候群の症状を改善するために、

専門機関に通われている方もいます。

 

これから症状改善のために

薬の治療をはじめてみたいという方のために、

薬の種類についてまとめてみました。

 

アスペルガー症候群でよく用いられる

薬物治療にはどのような種類があるのでしょうか。

 

アスペルガー症候群と薬物療養

 

 

アスペルガー症候群に使われる薬には、

いくつかの種類があります。

 

薬の役割は、

・気分の落ち込みや不安を和らげる

・不眠を防ぐ

・食欲生活を改善する

・イライラを防ぐ

などを目的とされています。

 

つまりアスペルガー症候群の特徴である、

対人関係の障害や想像力の障害、こだわりの強さ

 などを直接治すための薬ではありません。

 

薬物療法アスペルガー症候群によって

引き起こされる二次障害を防ぐために

用いられるのです。

 

専門機関で用いられる薬の種類は

次のようなものが挙げられます。

 

アスペルガー症候群で使われる薬の種類

f:id:uritted:20170301135621j:plain

 

気分安定薬

 アスペルガー症候群の方は、

気分にムラが生じることがあります。

 

・興奮

・多動

・攻撃性

・衝動性

 

これらの症状を和らげるために、

気分安定薬を用いられることがあります。

 

薬の種類は、

デパケンリーマスデグレトールなどがあり、 

 てんかんの合併症がある方は

トピナという薬が使われているようです。

 

抗精神病薬

ドーパミンの作用を抑えるときは、

抗精神病薬が用いられるようです。 

 

抗精神病薬は、

・幻覚

・妄想

・興奮

 などを抑えるときにも活用されています。

 

アスペルガー症候群だけでなく、

自閉症スペクトラム障害を持つ方に

用いられている薬だと言われています。

 

薬の種類は、リスパダールジプレキサ

エビリファイなどが挙げられます。

 

抗うつ剤

 抗うつ剤は気分の落ち込みや

不安を和らげてくれる作用を持ちます。

 

・強いこだわり

・強迫障害

・イライラや攻撃性

自傷

 

アスペルガー症候群の方が引き起こしやすい

問題改善のために用いられることがあります。

 

薬の種類は、ルボックスサインバルタ
リフレックス、レメロンなどがあるようです。

 

アスペルガー症候群の特効薬はない

アスペルガー症候群に見られる症状改善のために、

薬物療法を取り入れられることはあります。

 

ただ、アスペルガー症候群に直接効果のある薬は

ないと言われています。

 

対人関係の障害やこだわりが強すぎるために

生きずらさを感じている方は多いかもしれません。

 

特効薬はないと言われていますが、

自分に症状に合った薬を見つけて

アスペルガー症候群と上手に付き合っていく方法を

探してみてください。