大人アスペルガーの診断方法

大人になってアスペルガー症候群だと気づいたら……。診断方法や向き合い方などをまとめていきます。

アスペルガーの障害年金申請について

アスペルガー症候群で仕事ができない場合は、

障害者年金申請を考える人もいるのではないでしょうか?

 

結果から話しますと、

アスペルガー症候群は障害者年金申請はできます。

 

ただ、アスペルガーの症状や生活状態によって

障害者年金申請が通過するかは

異なるということを知っておきましょう。

 

アスペルガー症候群の障害者年金申請について

 

アスペルガー症候群

・対人関係に障害がある

・特定のものに強く興味を持つ

などの特徴がある発達障害です。

 

対人関係の障害が強い場合は、

・相手の示していることを理解できない

・自分の考えを伝えられない

などの生きることに影響があるくらい

コミュニケーションをとる力がない人もいます。

 

また、特定のものに関心がある、

特定の習慣を必ず繰り返さなければならないなど

行動に強い障害が出ると

強迫障害などの二次障害を引き起こしてしまうこともあるのです。

 

アスペルガー障害年金申請は

これらの症状によって結果が決まります。

 

障害者認定をされても

受給できるかは異なるので

障害年金申請を行いたいときは

専門機関に相談に行ってみましょう。

 

障害年金申請の方法

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障害年金申請は基礎年金と厚生年金の2つがあります。

 

基礎年金は国民年金加入者が申請でき、

厚生年金は厚生年金の加入者が申請できるものです。

 

つまり厚生年金に入っている会社勤めの人は

基礎年金と厚生年金の両方に申請をできるというわけです。

 

ただ、先ほどもお伝えした通り、

アスペルガーの状態によって年金支給の有無が異なります。

 

そのため、生活状況によって

受給できないこともあります。

 

障害年金申請方法は初診日から

1年6カ月を経過してから行えます。

 

つまり、アスペルガーかなと病院に行ったら

すぐに申請できるものではないということです。

 

障害年金申請の流れは、

 

初診日

↓ 1年6カ月経過

障害者認定日

↓ 3カ月

診断書の作成

請求日

 

と言ったものになります。

 

アスペルガー症候群だからと言って

全ての人が障害年金申請が通るかは分かりません。

 

ただ、受給資格は

国民年金や厚生年金に加入していることが

大きな条件になります。

 

障害基礎年金の2級は年受給780,100円となります。

 

年金に加入していないことで

申請できないことがないように、

加入と納付だけは怠らないようにしましょう。